2017-02-03

Polaroid


10〜15年前にポラロイド180で
今の写メ日記のように撮っていた
写真たちを見つけました。

子どもたちの小さな頃の様子
撮影で出会った女の子たち。

懐かしい。


アレルギー性喘息のひどかった
息子の入院中の写真も。

小さい頃の季節の変わり目は発作を起こすので
よく大学病院に入院していました。

夜中に駆け込んだ夜間の救急で
うす暗い病院の通路の中
息子を車椅子に乗せて移動中に
「大丈夫?頑張れ。」
と声をかけたら
いつもは頷く息子が
「もうダメ」
と苦しそうな呼吸の合間に言った時に
胸がつぶれそうになった時の感覚
まだ覚えてます。

入院中は私も一緒に寝泊まりしていたのですが
小児病棟では様々な事情のある子どもたちに会いました。
色々考えさせられる場面も。

ひどい時には10種以上の薬が必要だった息子ですが
大きくなるにつれだんだん発作もなくなり
薬もすっかり必要なくなり
お陰さまで今では普通に過ごしています。




入院中ずっとつけている点滴を
少しでも嫌がらないようにと
看護婦さんが包帯を取り替えるたびに
描いてくれたヒーローたち。

看護婦さんたちはいつもみんな優しくて
点滴の針を替える時に半泣きの
たどたどしい口調でお礼を言う息子を
すごく褒めてくれました。

息子に覚えているか聞いてみようかな。

明日もいい1日になりますように。